リスティング広告
「広告を回す代理店」ではなくデータを軸に「広告アカウントの“設計と発想”を重視」経験豊富なリスティング広告専門家が支援致します。
テンプレ運用・自動化丸投げ・レポート代行ではなく、数字の裏側(構造・意図・アルゴリズム)まで理解した運用で支援。分かる人には分かる専門家として伴走致します。

リスティング広告 とは
リスティング広告とは、「検索結果に広告を出す仕組み」ではありますが、検索行動という“意図が顕在化した瞬間”に対して、どの情報を・どの条件で提示するかを設計する広告手法です。
検索キーワードは、ユーザーの最終目的を正確には表していません。同じキーワードでも「情報収集段階」「比較検討段階」「今すぐ申込みたい段階」が混在しています。
リスティング広告の本質は、この「混ざった意図」をどう分離し、どう制御するかにあります。
リスティング広告で成果が出ない原因の多くは、アカウント構造の設計にあります。キャンペーン・広告グループの分け方、キーワード粒度の設計、自動入札に与える学習データの質が影響すると考えます。
リスティング広告キーワード構造
リスティング広告のキーワードは、検索ボリュームやCPC(クリック単価)ではなく、「検索時点でのユーザー認知と意図」によって分解して考える必要があります。私たちは、キーワードを以下の3レイヤーで設計します。
キーワードセグメント
GENERIC
PRODUCT
BRAND
CV
キーワード構造
① BRAND(ブランドキーワード)
指名検索・固有名詞による検索
BRANDキーワードは、すでに認知・検討が完了しているユーザーによる検索です。
このレイヤーの役割は「獲得」ではなく、「機会損失の防止」「競合の指名奪取への対抗」にあります。
安価にCVが取れるからといって、CPC(クリック単価)が上がっているケースが多々見られるため注意が必要です。
② CATEGORY(カテゴリキーワード)
サービス・業種・手段を特定した検索
CATEGORYキーワードは、課題は明確ですが、解決手段を選定している段階のユーザーです。
このレイヤーでは、広告文で何を差別化軸として提示するか、リンク先で何を“選ばれる理由”として示すか、自動入札をどの様に設定し学習させるか、といった設計力の差が最も成果に出ます。
多くの広告が、CATEGORYで「価格競争」に落ちていく理由もこのキ ーワードレイヤーに存在するため、設計や設定、運用内容は非常に重要です。
③GENERIC(ジェネリックキーワード)
課題・状態・悩みレベルの検索
ENERICキーワードは、検索意図が最も広く、最も混ざるレイヤーです。正しく設計しなければ、無関係な検索流入、学習データの汚染、CPA悪化、ROAS悪化を引き起こします。
一方で、意図の切り分けと除外設計ができれば、将来の顧客を最も早く取りにいけるレイヤーでもあります。
リスティング広告キーワード設計
どのレイヤーで、何を取りに行き、何を捨てるのか、を最初に決めます。
キーワードを「追加・削除する対象」としてではなく、事業フェーズ、ご予算に応じて配分すべきリソースとして設計します。キーワード設計は、運用ではなく戦略、BRAND / CATEGORY / GENERIC の分解は、運用テクニックではありません。広告を事業成長のどこに使うのかを決めるための設計思想です。
BRAND
取りこぼし防止・防衛
CPC:低い
CVR:高い
すでに認知・検討が進んでいる検索
CATEGORY
獲得の主軸
CPC:ー
CVR:ー
比較・選定フェーズの検索
GENERIC
育成・拡張
CPC:高い
CVR:低い
課題・状態レベルの検索(意図が最も混在)
※動的検索広告の場合、この限りではない
リスティング広告の運用とは
リスティング広告は、自動入札・P-Maxの時代だからこそ、人間がやるべき設計・制御・仮説検証が存在しています。「誰でも配信できる」ようになりましたが、しかしそれは同時に、設計されていない広告は「成果につながらなくなった」ということを意味します。
だからこそ今、求められているのは設定、管理の作業ではなく、アルゴリズムを理解したうえで行う設計・制御・仮説検証です。自動化を前提 に“人が介入すべきポイント”だけに集中します。

1. アカウント構造設計
― 成果の8割は、配信前に決まる ―
リスティング広告において、成果を左右する最大の要因は日々の調整ではなく、初期の構造設計です。
キャンペーン・広告グループの分け方
・キーワード粒度の設計
・検索意図ごとの分離
・自動入札の学習が干渉しない構造
これらを曖昧にしたまま配信を始めると、広告は最適化されているように見えて、本質的には何も学習できていない状態になります。「どの意図を、どのレイヤーで、どの成果地点まで運ぶか」を明確にした上で、アカウント構造を設計します。
2. 自動入札を“育てる”運用
― 任せるのではなく、導く ―
自動入札は、設定すれば成果が出る仕組みではありません。正しいデータが、正しい順序で与えられて初めて機能します。
初期学習フェーズで何をCVとして与えるか。学習を阻害するノイズをどう排除するか。成果が伸びた後、どこで制御をかけるか。これらを意識せずに放置された自動入札は、「CVが取りやすいが、売上につながらない最適化」に陥りがちです。
自動入札をブラックボックスとして扱いません。学習フェーズ・データの質・成果の歪みを常に確認し、意図した方向に“育てる”運用を行います。
3. 検索語句・除外KWの思想
― 無駄を削るのではなく、学習を守る ―
除外キーワードは、コスト削減のための作業ではありません。自動入札に与える学習データの質を守るための設計行為です。
一見CVしているが、実際は成約しない検索語句や、意図が広すぎ、成果に寄与しない検索、事業フェーズに合わない検索などこれらを放置すると、自動入札は「間違った成功体験」を学習してしまいます。
検索語句レポートを「削除対象」ではなく「事業理解の材料」**として分析し、何を残し、何を捨てるかを明確にします。
4. CVの“質”を前提にした運用
― 成果のその先を思考する ―
多くの広告運用は、CV数やCPAの改善、ROASの改善で止まっています。しかし実際の事業成果は、受注につながるか、商談化するか、LTVはどうなのか、継続・アップセルするかといったCVの“その先”で決まります。
すべてのCVを同じ成果として扱いません。現状のCVと共にその先につながるCV、期待値の低いCV、ノイズに近いCVなどCVにも「差」があると考えています。
これらを切り分け、自動入札が学習すべき成果を定義し直すことで、広告を「数字が良い状態」から「事業に貢献する状態」へ引き上げます。
リスティング広告運用代行サービス
リスティング広告運用代行に関連するご提供サービスは、「設計・判断・検証」に対する費用として提供しております。
多くの運用代行サービスは、初期設定後は数値調整が中心、自動入札にほぼ任せる、レポート作成が主業務という運用体制になっています。運用フェーズごとに異なる判断と設計が必要だと考えています。
配信初期:学習前提の構造設計とCV定義
安定期:成果の歪みを見極める制御
拡張期:GENERICや新領域への仮説検証
この思考と工数が、費用に反映されています。
初期設定費
初期費用には、以下の工程が含まれます。
事業・商流・KPIの整理
キーワード(BRAND / CATEGORY / GENERIC)設計
アカウント構造設計
CV定義・計測方針の設計
自動入札前提の配信設計
「設定作業」ではなく、広告の土台を作る設計工程となります。
運用代行費
月額費用には、以下の工程が含まれます。
自動入札の学習状況監視・制御
検索語句・除外KWの精査
CVの質を前提とした改善判断
構造・配信方針の見直し
仮説立案・検証・次施策の設計
クリエイティブ変更
“なぜそうなっているか”を分析し調整、判断するための運用を行います。

リスティング広告運用代行サービス よくあるご質問

Q. 他代理店から切り替えた際、最初に見るポイントは?
手数料率と共に、アカウント構造、データより、「何が混ざっているか」を見ます。意図の違う検索が同じ構造に入っていないか。意図しないサイトに掲載されていないか。本来捨てるべきCVを学習していないか。BRANDで成果が出ているように見えていないか。など改善点がほぼ構造に集約されていなかを分析します。

Q. P-Maxはどう評価していますか?
「使えるかどうか」ではなく、「どこまで任せるか」で評価します。ブランド保護、新規獲得、拡張フェーズなど、役割を決めずに使うP-Maxは、成果が出ているように見えて制御不能になりやすいと考えています。

Q. 暴走しているかどうかは、どう見抜きますか?
Pmaxや、DSAは初動にて掲載をした場合、意図しないレイヤーに寄る傾向となります。また部分一致で掲載を開始した場合も同様です。広告掲載をしている場合は、完全一致、フレーズ一致のみで初動は掲載をするか否かの判断を行い、検索語句の抽象度が急激に上がることを防ぎつつ、Pmaxは意図しないサイトに掲載されない様な調整を随時行い、場合によっては構造の見直しを行います。

Q. 契約期間の縛りはありますか?
最低3ヶ月からの契約をお願いしています。理由は、広告の学習期間、運用を進める中で諸々の調整と共に学習期間が必要なためためです。もちろん、状況に応じて短期での相談も可能です。

Q. どんな業種でも依頼できますか?
はい、問題ございません。総合通販ECサイト / エステ、不動産、病院 / 実店舗、クリニック、学習塾 / など多くのビジネスに対応しています。
※一部、Google広告の規約により制限のある業種は事前にご相談ください。

Q. マイクロCVはどこまで使いますか?
使いますが、常に“卒業させる前提”で使います。初期:学習補助として使用、中期:重みを下げる、安定期:本CVへ一本化など、マイクロCVを恒常的に使い続ける運用は、売上から広告を遠ざけるリスクが高いと考えています。

Q. 効果測定はどのように行いますか?
媒体計測でのCVと共に、Google Analyticsについても他媒体についてはパラメータを付与し、媒体計測、Google Analytics計測と双方を確認しながら進めさせて頂く場合が多いです。
